院長 康 暁博
当院は、すべての患者さまに良質で誠実な医療を提供することを使命に地域に貢献してまいりました。
私たちの大きな役割は治療を受けられた後に自宅や介護施設に戻るのに不安がある患者さまに加え、自宅や施設での生活中に体調不良を認め入院治療が必要となったご高齢の患者さまを受け入れることです。
そして入院されたすべての患者さまが安心して在宅復帰できることを目指しております。
そのために私たちは第一に「傾聴の心」を大切にしています。
患者さまの心身の状態に合った医療を行うためには、ただ話を聴くだけでなく、患者さまの気持ちを察し、同じ思いを共感的に受け取らなければなりません。
そして、患者さまがこちらに何を訴えているのかを理解し、私たちのできる最大限の努力をする。
これが、私たちの考える「心ある医療」です。
つぎに患者さまの在宅復帰を目指すにあたって、「患者さま中心のチーム医療」「充実したリハビリテーション」「地域につなげる退院支援」の3つを強みとしております。
患者さまとご家族の抱える問題を的確に洗い出し、退院後の生活を想定したアウトカムにこだわるリハビリテーションを行い、そしてご家族の皆さまも安心できる介護サービスなどの社会資源につなげ退院していただく。
この一連が、私たちの掲げる「つなげる医療」です。
自宅での生活や療養を行うに充分な状態に回復していただき、住み慣れた地域へおつなぎし、退院した後も患者さまやご家族さまに安心して暮らしていただけるよう支えることが、私たちの務めです。
今後も「竹口病院に決めてよかった」心からそう感じていただけるよう、一人一人の患者さまに、『心ある、つなげる医療』を提供してまいります。
院長
康 暁博 (KOH Akihiro)
兵庫県出身/神戸大学医学部卒業。
医学部卒業後は整形外科医として研鑽を積み、英国リーズ大学では骨折手術の世界的権威であるP.Giannoudis教授に師事。
39歳でさらなる自己成長を目指し、大手外資系のヘルスケア企業に身を投じ、新薬・医療機器の研究開発からマーケティングや営業など幅広く携わる。
またチームマネジメントによる組織の活性化を学び、病院を客観的に見ることで様々な問題があることに気付く。
2019年 竹口病院に入職。
現在は地域医療の発展に力を尽くす。