副院長/看護部長/地域連携室長
岡田 千津 OKADA Chizu
福島県出身/看護師
公立病院で看護師として働いている際に東日本大震災を経験。
自らの意志で病院に残り、他のスタッフと共に3週間帰宅せず地域医療を支える。
極限状態での体験から看護や地域医療に対する意識が変わり、地域を支える協働の構築と自身の体験を伝える講演など精力的に活動中。
現在 竹口病院 副院長/看護部長/地域連携室長
看護部長挨拶 患者さんの望む生活を共有しチームで動く。
私は「地域を支える病院に貢献したい」と2019年に看護部長として竹口病院に来ました。
竹口病院は回復期を中心としているため、患者さんが自宅へ戻り、自分らしい日常生活を送れるよう支援する必要があります。
そのためには患者さんの家族構成や今までどのような生活をしてきたかを理解し、患者さんが望む生活をチーム全体で共有することが大切です。
どの職種がメインではなく、多職種で協働し、地域支援の輪に繋げることが患者さんご家族の「これなら家でも看れるかな」へと繋がっていきます。
病院で働くスタッフも病院全体で育てます。
それぞれバックグラウンドが違い、望むライフプランも違います。
まずは話を聞き、いい所を活かし苦手な部分はチームで補うことが協働です。
プリセプターが教える係ではありません。
チーム全体で育てる意識を持つことが大切です。
看護師はどのような状況でも対応できる普遍的な職だと私は震災を経験した際に感じました。
竹口病院で学び経験し、地域とは?病院とは?看護とは?を自分なりに考え、地域の一人として生き生きと輝く、そんな手助けができればと思います。