美容だけじゃない?脳卒中後の「手足のつっぱり」に効くボツリヌス療法とは
美容医療の分野で「ボトックス治療」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
テレビや雑誌などで、芸能人の方が「顔のしわを取るためにボトックス治療をしている」と公言されているのを見聞きしたこともあるかもしれません。
なぜ手足が勝手に固くなるの?「痙縮(けいしゅく)」の正体
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの「脳卒中」になられた患者さんの中には、発症から数か月が経過してから、手足が勝手に固くなってしまうことがあります。
なぜ、時間が経ってからこのような「痙縮(けいしゅく)」という症状が起こるのでしょうか?
爪が切れない、手が洗えない…「握りこんだ手」をあきらめない
脳卒中の発症後、特に麻痺している側の手が強く握りこんでしまい、「爪が切れない」「手が洗えない」といった症状にお困りの患者さんや、その介助をされているご家族も多いのではないでしょうか。
なぜ、脳卒中後に「手が勝手に強く握りこんで開かない」ということが起こるのでしょうか?
足の指が曲がる、靴が履きにくい…「歩きにくさ」を改善するために
脳卒中後の筋肉が勝手に縮んでしまう「痙縮(けいしゅく)」は、手だけでなく足にも起こります。
足に痙縮が起こると、以下のような症状が現れることがあります。
なぜ「認定施注医」なのか?確実な効果を出すための技術
インターネットで「脳卒中 痙縮 ボトックス」などと検索すると、「ボトックス外来」を掲げている病院がいくつも見つかるかと思います。
しかし、看板が同じ「ボトックス外来」であっても、治療の質には差があることをご存じでしょうか。
注射だけで終わりじゃない!「ボトックス+リハビリ」の相乗効果
脳卒中後の手足のつっぱりや、関節が勝手に曲がってしまう「痙縮(けいしゅく)」に対して、適切な筋肉に適切な量のボツリヌス製剤を注射することは劇的な効果をもたらします。
しかし、ただ注射をするだけではありません。
痛くない?時間は?治療当日の流れをシミュレーション
ボツリヌス治療(ボトックス治療)を受ける際の具体的な流れについて、診察から治療当日までをシミュレーション形式でご紹介します。
1. 診察・治療計画の決定 まずは、リハビリテーション外来(当院に関しては外来担当医表を参照ください)を受診していただきます。
ご家族の方へ伝えたい「介護負担の軽減」というメリット
私は毎週、訪問診療も行っています。
その中で、脳卒中による麻痺や高次脳機能障害(思考や記憶などの機能低下)の後遺症がある患者様を、ご自宅で介護されているご家族に数多くお会いしてきました。
効果はどれくらい続く?治療を続けるベストなタイミング
脳卒中後の痙縮(けいしゅく)に対してボツリヌス治療を行うと、注射の数日後から効果が現れ始め、約1か月で効果がピークに達します。
しかし、一般的にその効果は3〜4か月で薄れ、再び筋肉のつっぱり(痙縮)が戻ってきてしまいます。
治療費は高い?健康保険と「高額療養費制度」の活用術
ボツリヌス治療にかかる費用の目安についてご説明します。
片腕や片足のみの治療であれば、通常「200単位」という量の製剤を使用することが一般的です。
まずは一度、診察室へ!受診前の「よくある質問」と「準備するもの」
ボトックス外来に来る患者様や御家族に良く聞かれる質問にお答えしていきたいと思います。
Q1. ボトックスが毒から作られていると聞いたけど、副作用とか大丈夫ですか?
注射の効果を長持ちさせる!自宅でできる「簡単ストレッチ」
ボトックス注射で筋肉を緩める効果は、リハビリテーションや自宅でのストレッチを組み合わせることで、より高めたり、長持ちさせたりすることが可能です。
今回は、麻痺がある患者さんでもご自身で取り組める、簡単なストレッチ方法をご紹介します。