脳卒中だけじゃない?「頭部外傷」や「脊髄損傷」による痙縮
筋肉が勝手に固く収縮してしまう「痙縮(けいしゅく)」は、脳卒中だけで起こる症状ではありません。
痙縮のメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、司令塔である「脳」や「脊髄」などの中枢神経がダメージを受けることで、筋肉への命令がうまく伝わらなくなり、異常な収縮が起きると考えられています。
目標は具体的に!医師と共有するボツリヌス治療の「治療のゴール」の決め方
ボツリヌス治療は、筋肉のつっぱり(痙縮)を緩める優れた治療ですが、全ての痙縮が治療の対象というわけではありません。
例えば、脳卒中後、足に痙縮が残っていても、そのつっぱりを「支え」にして関節を固定し、安定して歩いている方もいらっしゃいます。
このような方に治療を行うと、関節の安定性が失われ、治療前よりも歩きにくくなってしまうことがあります。